2.高LDL値に対するアントロキノノールの改善効果の研究
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縦軸は統制群と比較した場合の肝臓でLDLRが発現する倍 |
細胞実験では既に、アントロキノノールがLDLを代謝するLDL受容体(LDLR、low density lipoprotein receptor)遺伝子の肝細胞における発現量を効果的に亢進させることが証明されています。上図に示すとおり、LDLRの大量発現によって、多すぎる血中LDLを取り込むことにより、血中脂質を低減させる効果があることが分かります。
LDLRとは、LDL受容体はLDLをはじめとする種々のリガンドの細胞内取り込み、あるいはシグナル伝達を司る多機能タンパク質である。その働きは非常に重要かつ多様であり、特にLDL(悪玉)を肝臓に輸送すること。