高LDL値に対するアントロキノノールの改善効果の研究

 2.高LDL値に対するアントロキノノールの改善効果の研究

縦軸は統制群と比較した場合の肝臓でLDLRが発現する倍
GoldenBiotech® は台湾の台北医学大学保健栄養学部との提携により、「動物血中脂質の低減に対するアントロキノノール(Antroquinonol®)の有効性検証」という動物実験を共同開発しました。この実験結果により、次の事項が明らかになりました。(1アントロキノノールを飲食物中に添加しても、実験動物の成長に影響を及ぼしたり、栄養不良といった現象を引き起こしたりしない。(2アントロキノノール28日連続で経口投与した高脂血症マウスの血中コレステロール含有量が顕著に低下した。(3)実験中、アントロキノノールが高脂血症マウスの肝機能を改善させることが認められた。
細胞実験では既に、アントロキノノールLDLを代謝するLDL受容体(LDLRlow density lipoprotein receptor)遺伝子の肝細胞における発現量を効果的に亢進させることが証明されています。上図に示すとおり、LDLRの大量発現によって、多すぎる血中LDLを取り込むことにより、血中脂質を低減させる効果があることが分かります。

LDLRとは、LDL受容体はLDLをはじめとする種々のリガンドの細胞内取り込み、あるいはシグナル伝達を司る多機能タンパク質である。その働きは非常に重要かつ多様であり、特にLDL(悪玉)を肝臓に輸送すること。