動脈硬化に対するアントロキノノールの改善効果の研究

 2.動脈硬化に対するアントロキノノールの改善効果の研究

 GoldenBiotech® と台湾国防医学院の研究開発チームで、共同研究を実施した動脈硬化の「マウス頸動脈結紮硬化プラットフォーム」の実験では、実験マウスにアントロキノノール(Antroquinonol®)を28日間連続で混餌投与したところ、マウスの頸動脈内膜の増殖状況が、アントロキノノールを混餌投与しなかった実験マウスと比べて明らかに低下していました。この結果から、アントロキノノールは、冠動脈の形成過程において血管内膜細胞の増殖を抑制することが直接証明されたのです(下図のとおり)。

上記の心血管系の実験結果をまとめると、アントロキノノールは:
1.大量のLDLR発現誘導によって、血管壁に対する血中LDLの脅威を低減させ、
2.動脈粥状硬化形成過程における血管内膜細胞の増殖を減少させます。したがってアントロキノノールは、動脈粥状硬化等の心血管疾患に対して確かな有効性を持っているのです。
3.同実験では、心臓疾患と密接な関係を持っている血液中の炎症指数(C反応性タンパク)も、アントロキノノールを混餌投与したことによって、顕著な低減が認められることが判明しました。